マーケティングの定義を一言で言うと

2014/10/10 

マーケティングという言葉はいろんな意味で使われています。職業によって、立場によって全部違う意味で使っているようですね。マーケティングの言葉の意味はひとつではありませんので、ここで使用する言葉の定義を最初に明確にしておいたほうが良いでしょう。

巷では商品企画の時などに市場調査することや、プロモーションとして 広告を打つことなどをさして言われる場合が多いです。小さな会社では、調査費用もないし、販促ツールなども手作りなのでお金もかけませんから、マーケティングなんか関係ないや。と考えている経営者はとても多い。しかし、調査や広告はマーケティングのごく一部でしかありません。それでは、いったいマーケティングとはどのような事なのか、各団体や有識者の定義を見てみましょう。

 

■アメリカ・マーケテイング協会による2007年の定義

「顧客、得意先、取引先、そして広義では社会世間に対して、価値を提供するための、創造、コミュニケーション、配達そして交換に関する活動、仕組み作り、プロセス。」

■日本マーケティング協会の定義

「企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動」

ここらへんは非常にわかりにくい。解説してもらわないと理解できません。

もっとズバリと言えないものか。

フィリップ・コトラーの定義

「製品と価値を生み出して他者と交換することによって、個人や団体が必要なものや欲しいものを手に入れるために利用する社会上・経営上のプロセス」

これも学者らしい言い回しですが「価値を生み出す経営上のプロセス」と言うことはなんとなくわかります。

ピーター・ドラッカーの定義

「セリング(販売活動)をなくすことである」

「売り込まなくてもみんなが買いたいと思っちゃうモノを作ること、またその仕組み」という意味です。 この言葉が僕にはしっくり来ます。

さらに短い言葉で言うと「売れるしくみ」だと言って良いと思います。

ここでは「売れるしくみ」という意味で使って行きたいと思います。「売れる」ためにはどんな事を知っておく必要があるのか、「しくみ」を構築するためには何をしなければならないのか、その答えは一言では言えないほど複雑です。それをできるだけわかりやすく解説して行きたいと思っています。