色の視覚的効果【色の錯視】

2015/10/09 

錯視
錯視とは、いわゆる「目の錯覚」です。
実際物差しで測った長さや大きさ、測色計で計った色の数値と、見た目(知覚印象)で感じられる長さや大きさ、明るさや色みなどが際立ってずれる現象を指します。

 

ハーマングリッド
図を見ると、白い十字路(交差点)に、ぼんやりとした黒い影が見えます。
これは明るさの錯視で、通路部分の白と黒の壁の縁辺対比と、交差点と黒の壁の縁辺対比とでは、交差点のほうが黒からの距離が少しあるため、対比が低くなることから起こる現象とされています。

黒い壁に色をつけると、同色相で彩度の低い影が見えます。

リープマン効果
図形とその周辺の色が異なった色相で、明度差がほとんどない場合、境界線があいまいになり、ちらついたり、図(図や文字)と地(背景)の関係が不安定になるといった特徴的な視覚印象を生じさせます。

つまり、色相差、あるいは彩度差のみでは、形に対する知覚が困難になるということです。
下の画像のように、標識などで文字や形を良く見えるようにするには、色相差よりも、明度差が必要といえます。

6_24

エーレンシュタイン効果
格子の十字路の部分が抜けている部分が、左図だと一層明るく、右図だと一層暗く感じられます。
抜けた部分が比較的小さい場合は明るく(または暗く)見える部分は明瞭な円形になります。
しかし、実際明るい場所を実線で囲ってしまうと、明るさの錯視は消えてしまいます。

ネオンカラー効果
十字路を色の線でつないでみると、その色が線からにじみ出て、広がっているように見えます。
これは一般的に、ネオンカラー効果と呼ばれています。

6_26

透明視
明度の異なる、無彩色の図形で構成されていますが、白い十字の上に、半透明のフィルムが置かれているように見えます。
これはより単純で、規則的な見え方を好むという知覚的の原則により、重なりあった長方形と白い十字形という見え方が優先されて、重なった部分の透明印象が生じるのです。

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