色の心理的効果【色の連想と象徴】

2015/06/30 

色の連想

「黒」と聞くと何を想像しますか?
夜、闇、カラス、暗い、重い、死、不安…。動物や感覚、感情的なことまで、様々なことが思い浮かびます。
このように、ある色からそれと関係した物やイメージを思い浮かべることを、色の連想といいます。

この色の連想から、色が持つ感情的な意味を探ることができます。
色の連想には、黒に対する「暗闇」や「死」などのように、時代や人種を超えて、同じようなイメージをされるものがあります。

しかし、個人差や文化、社会によって、色に対するイメージの違いが生まれてくることもあります。
例えば、日本ではリンゴと太陽は「赤の連想」として、よくあげられます。
しかし欧米では太陽は黄色で描かれることが多く、英語の世界でリンゴは「green」として出てきます。
たしかに、色名で「apple green」という色はありますが、「apple red」という色はありません。

色の象徴性
色から受けるイメージの連想が広く一般化したものを、色の象徴性と言います。

トイレの「女性は赤」「男性は黒(青)」、信号機の「とまれが赤」「進めが青」などは、色の象徴性の一例と言えます。

国旗の色も、この例に含まれます。
国旗はその国を象徴する役割があり、そこに使われている色、形にはそれぞれ「理念」「理想」「民俗の団結」などの意味があります。
使っている色は、その国や民族に共通した色の意味が活用されています。

 

色の連想とイメージカラー
色の連想は、企業の理念や姿勢をイメージとして伝えるために、CI(コーポレートアイデンティティ)カラーにも、よく使われています。

CIカラーでよく使われるのは「赤」「青」「緑」ですが、その中でもよ選ばれているのが赤です。
赤は、企業の活動的な業務姿勢をアピールするのに適切な色です。
次に多いのが青。
青は信頼感や誠実さを感じる色です。機械系のメーカーなど、製品の信頼性をアピールするのに適しています。
最後に緑は、自然や優しさをイメージする色なので、環境に配慮した企業姿勢やエコロジー商品を売る企業にとって、ふさわしい色です。

色の連想はCIカラー以外に、身近な商品パッケージなどにもよく使われています。
食品や飲料なら、その原料や素材の色がイメージカラーとなったり、道具や機械なら、その商品の使用シーンなどがイメージカラーになることもあります。

色の連想は、企業活動や商品戦略にも、大いに関わっています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントは承認後に表示されます。日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)