色彩と構成

2015/11/06 

コントラスト
コントラストとは「対比・対照」という意味があります。つまり、対照色相配色や補色色相配色などの、色相が対照的な配色や、対照トーン配色のように、トーンが対照的な色の組み合わせは、このコントラストの要素を持った配色の典型とも言えます。

 

補色色相…ある色と色相環上で165~180度隔たりがある色。つまり、対向する位置にある色のことです。

対照色相…ある色と色相環上で120度〜165度の隔たりがある色のことです。

 

 

プロポーション
デザイン用語では「比」や「割合」のことを指します。
全体、あるいは他の部分に対して、その部分がどの程度の割合になっているか、という意味です。
色彩の場合、面積比がプロポーションにあたります。

どれも同じ3色を使っていますが、プロポーション(面積比)が変わることで、印象もずいぶん変わります。

色による立体効果
下記の図を見て、左図は中心の視覚が飛び出しているように見え、右図はへこんでいるように見えませんか?

右図は左図を180°回転させただけですが、なぜ凹凸が違って見えるのでしょうか?
それは、日常の光の当り方が関わっています。
日常では太陽光も照明も、ほとんど上から光が注ぎます。なので、私たちは光が上から注ぐことが普通であると認識しているので、光が上から当っているように見える左図が飛び出して見え、右図がへこんで見えるのです。

この原理を利用すれば、特別な機能を使わなくても色だけで簡単に立体が作れます。

色による遠近効果
風景などを見ると、近くの物ははっきりと色が濃く、遠くになるにつれてかすみがかった色相になっていきます。
これは遠くになるに従って、空気中の水蒸気の層が厚くなるからだと言われています。

 

この原理を利用したのが空気遠近法です。
近くにある物を濃い色ではっきりした輪郭で描き、遠くのものを、ぼやけたトーンで描くことで、遠近感が出ます。
また、トーンのグラデーションや、「進出色や後退色」を活用した色使いが効果的です。

中央進出と、中央後退
左図が中央が近づいて見える色使いの中央進出。右図が中央ほど遠ざかって見える色使いの、中央後退です。

 

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